Arch上で、x2goによるリモートコンソールを提供する。デスクトップ環境xfce4, 日本語入力はfcitx-(Anthy|Mozc)。(201504)

  • Xについては素の状態のArchに、GUIを導入する。ディスプレイがないため、x2goでリモートから操作する。
  • 日本語フォントは最小限。
  • IMはfcitx。IMEはとりあえず anthyとmozcの2つをインストールしておき、切り替えて使ってみる。

x2go とxfce4

x2goインストール

$ sudo pacman -S x2goserver

x2goserver初期化と起動

$ sudo x2godbadmin --createdb
$ sudo systemctl start x2goserver

xfce4

$ sudo pacman -S xfce4 fce4-goodies

フォント

$ yaourt -S ttf-ricty otf-takao

ビットマップとタイプヒンティングを無効にしておかないと、コンソールなどでうまく表示されない。このコードは Ryo…qnさんのけいれん現象の幽玄美よ から引用。

$ sudo vi /etc/fonts/conf.avail/71-no-embedded-bitmaps.conf
<fontconfig>
  <match target="font">
    <edit mode="assign" name="embeddedbitmap">
      <bool>false</bool>
    </edit>
    <edit mode="assign" name="hintstyle">
       <const>hintnone</const>
    </edit>
  </match>
</fontconfig>
# sudo ln -s ../conf.avail/71-no-embedded-bitmaps.conf /etc/fonts/conf.d/

日本語入力

fcitxと設定ツール

fcitx-im グループに、fcitx本体と、アプリケーションとimの連携に 必要なqt/gtk用モジュールが含まれる(fcitx-{qt4,gtk2,gtk3})。 また設定ツールfcitx-configtoolの使用が前提とのこと。

$ sudo pacman -S fcitx-im  fcitx-configtool

anthyとmozc

$ sudo pacman -S fcitx-{anthy,mozc}

環境変数

export GTK_IM_MODULE=fcitx
export XMODIFIERS="@im=fcitx"
export QT_IM_MODULE=fcitx

x2goクライアント接続用スクリプト

xinitrcに相当。どこに置いてもよいが、x2goのクライアントに教える必要がある(後述)。ここでは ~/.x2go/xfce4-sessionとする。

$ vi ~/.x2go/xfce4-session
#!/bin/sh
unset LANG LC_ALL LC_NUMERIC LC_TIME LC_MONETARY LC_PAPER LC_MEASUREMENT
export LC_ALL=ja_JP.UTF8
export GTK_IM_MODULE=fcitx
export XMODIFIERS="@im=fcitx"
export QT_IM_MODULE=fcitx

if [ -d /etc/X11/xinit/xinitrc.d ]; then
    for f in /etc/X11/xinit/xinitrc.d/*; do
        [ -x "$f" ] && LANG=C ."$f" # ~/ に日本語のディレクトリを作らせたくないので、LANG=Cで。
    done
    unset f
fi

exec startxfce4

最初の接続: fcitxの最低限の設定

ssh接続可を確認しておくこと。

  • x2goクライアントに接続先、鍵、スクリプトのパスを設定し接続する。数10秒かかる。
  • xfceのデスクトップが立ち上がる。x2goクライアントのリサイズを行うまで、デスクトップのサイズがちょっと変。
  • ターミナルで文字をタイプしてみる。最初から日本語になっていて使いにくい。xfceの右端付近にあるメニューで入力モードを英数にできる。(このときは2つの大文字 ‘A’ のうち、幅の広いほうが英数だった)
  • fcitxの設定ツールを実行。

    $ fcitx-configtool
    
  • 入力メソッドの設定ウィンドウが開く。AnthyとMozcがリストされているが、一番上に “キーボード”を加える(そうしないと使いづらい)。[+]ボタンで キーボード - 日本語を追加した後、上ボタンで先頭に移動する。

タイピングのテスト

  • Arch箱のキーボードの設定は、vconsole.conf : KEYMAP=jp106
  • IM起動は 半角/全角キー
  • IME切り替え(Anthy<->Mozc) は、左CTL+SHIFT

WEBブラウザ

$ pacman -S opera firefox dillo w3m

firefox

  • 日本語ページの表示 : OK
  • フォームへの日本語入力 : OK

opera

  • 日本語ページの表示 : OK *△ Mozcで日本語入力 IMウィンドウが遠い。 *△ Anthyで日本語入力 IMウインドウが遠い。初期状態ではローマ字以外の殆どのキーが効かない。fcitx-configtool で Anthyのキーボードレイアウト→キーのプロファイル→キーバインドのプロファイルを MS IME などにすると入力できるようになる。

operaの場合の対処法があったような気がする。

dillo

(googleの検索結果が化けるので、調査中)

日本語の表示には、dillorcでフォントの設定が必要。

$ [ -d ~/.dillo ] || mkdir ~/.dillorc
$ cp /etc/dillo/dillorc ~/.dillo/

この中にコメントされているように、fc-list : family | cut -d ',' -f 2 | sortでフォントを一覧できる。Serif は線の末端の飾り(セリフ)あり、Sans Serifはセリフなしという意味らしい。明朝とゴシックの使い分けで対応しよう。monospaceは等幅(PなしのGothic)にした。

$ vi ~/dillo/dillorc
font_serif="TakaoPMincho"
font_sans_serif="TakaoPGothic"
font_cursive="TakaoPGothic"
font_fantasy="TakaoPGothic"
font_monospace="TakaoGothic"

w3m

問題ない。

ひとまず、以上